建築デザイン 総合建築 「フラットスタイルホーム(平地式住宅)」開発 株式会社ルネッサンス

ルネッサンスの新ブランド、完全バリアフリー住宅「フラットスタイルホーム」誕生!

 

一般的に使用される建築基準法を基準とせず、より基準の厳しい日本建築学会が定める指針を基準として生コンクリートの設計施工し、特に耐久設計基準強度においては一般的に施工されている基礎生コンクリートが30〜65年なのに対し、100年間大規模改修が不要とされる耐久設計基準強度の生コンクリートを使用しております。また基礎コンクリート施工日には然るべき資格を持った者が施工及び監理を行い、当日の現場技術者及び監理技術者や材料検査及び施工状況の記録を施主様に提出する事で、無責任な施工が行われない様に責任あるこだわり施工をしています。

 


この日は当社から社長及び社員の3名が施工に参加し、材料検査及び施工状況の監理を行った
(当社こだわりの基礎コンクリート工事に関する写真はコチラから)

注)日本建築学会が定めた計画供用期間と耐久設計基準強度

 

主要構造材である柱や梁や筋交には耐久性及び安定性に優れた強度の高いエンジニアウッド(集成材)を多く使用するなど、基礎の耐久性に見合った主要構造材や合板をJIS・JAS・AQ規格品のみから選定しています。特に木造建築物において最も重要である土台には、一般的な含水率25〜30%程度のグリーン材ではなく、断面120mm角の防腐処理材(JAS規格K3)で含水率19%以下の乾燥材を標準仕様としております。竣工してしまうと見えない所ではあるが、構造部は特に重点を置いています。

 

従来の土台は床下の湿度の高い空間に晒されています。たとえ床下換気扇を設けたところで高湿度の空気は重く、地表付近に溜まってしまうために万全でありません。これではいくら強固で耐久性の高い基礎にしても、基礎と建物を連結する土台が腐ってしまっては意味がありません。また木製床下地も湿気によって反りが生じたり、腐ってしまうなどして床のたわみや鳴きの原因にもなります。

 
これでは湿気が溜まり、土台や床下地に腐朽菌が湧いてしまいます

注)木材の腐朽は腐朽菌や白蟻が生命活動を行うことにより生じるが、それには酸素・栄養・温度・水分の4条件があるが、 1つでも欠ければ腐朽は発生しないという科学的データがあります。

1階の床下地をコンクリート下地とする事で床下地の劣化を解消し、土台を床下ではなく、床面よりも高い位置に設け、更に湿度の低い壁内に納める事で土台の耐久年数を大幅に向上させるなど、これまでの湿気問題や白蟻問題を根本的に解決しています。また特殊な工法によって外部からの湿気や白蟻等の侵入を遮断し、更に壁内換気扇によって壁内や天井裏の空気を強制排気する事で湿度コントロールを行い、土台だけでなく柱や梁などの全ての主要構造部材を最適含水率で維持する事ができ、建物の耐久年数の向上と安定を実現しています。

 
床面より高い位置の土台を湿気と白蟻の心配がない壁内部に収納し、機械換気により湿度コントロールしています

(現在、計測更新中のO邸における土台含水率の変移データはコチラから)